yd930

 僕の思いが強くとも弱くとも仲間があるという幸せは限りなく幸せでそこをバッテリーに見立ててみる。星稜の奥川君とキャッチャー山瀬君が知り合ったのは小学校低学年の頃でそこからバッテリーを組んでここまで来ていることは僕を感動させる。芸人さんたちにもそういう例はあって、中学時代から、或いは小学校時代からコンビを組んでいる方々もいて僕としてはそういう友達を持っているというプライベートな強靭さが人生では何かが約束されているな?を深く学ぶ。特に田中将大の笑顔にそっくりだと当初から言われていた奥川君に僕は今回の甲子園で彼が魅せた笑顔こそは値千金だったとそこを思う。誰だって打たれて得点を奪われてくやしくはない者などいないのに奥川君は笑顔を絶やさない。なんていうサービス精神なんだ?って最初僕は間違って捉えていたものを修正する。彼は心して分かっていたのだ。ここでの笑顔こそが僕のポリシーだという決めごとだ。日本もこの奥川君の笑顔から何かを学べなければこの先が苦しくなる。いっぱしのことを言うのが政治ではない。誠実に相手と論じ渡り合う、そして相手が席に着かない時には待つ・・・。決して急進的にことを進めるなかれ!!と。旧帝国海軍にひとつだけ見どころがあったとすれば誠・・・この一文字に尽きることは僕が改めて言う必要もないだろう。