悲観的でいつもマイナーな人間になってはならないし、そのマイナーとはマイナー思考の人間たち。他の国がどうしたこうしたと憶測ばかりのメディア。もういい加減自分達は何をやるべきかに、気が付いてもいい頃合いだ。政治にも無知ならその様相は理解は出来る。しかしメディアにいるからには勉学は積んだはず。日本にないのは知識ではなく当り前の志向。これが恐らく身についてないから各国の足並みから大きく外れてしまう。世界の孤児になってしまうのではなく、もっと果敢におおらかに相手をくみしていけばいい。政治に堪能な人々はいつもこう言う。アメリカの言いなりになってばかりの日本でない生き方をそろそろしてもいい按配だと・・・。随分昔から模索はして来た。しかしそれが上手く行かないのもトランプ政権が生まれてからなお一層そうなったと俺は分析する。オバマと違いトランプは急進的で有無を言わせない強行路線を匂わせる。しかしフランスがどうなっただろう。マクロンは自分自身の扇子で宇宙を引き寄せつつある。ただ一国の強行路線と一瞥もされなかったとは俺は思わない。アメリカであれ、カナダであれ、オーストラリアであれ、全員が一国一城の主を持つ国家だ。自分自身のセンス〔感性〕と扇子を持つことの大事さはこれから益々課題となっていくだろう。僕らは敗戦国であってもそれは74年も前の話・・・もうそろそろお目目を覚ましたい。
