欲しい選手はほぼ手に入れて行く、そんなヤンキースの姿に日本の巨人を思い浮かべる人も多いだろう。今年のヤンキースが田中次第と僕は銘打ったが、今日も七回まで投げさせていれば、ここまでもつれ込むことは無かっただろうと武田解説者は話す。僕はブリットンもエンカルナシオンも手中にしているヤンキースの今季に周到な勝利計画を見る思いだ。アーシェラの三塁守備が上手くなっていること、そしてルーク・ボイトだ。どうやら一塁手に固定の様相でとても嬉しい。スタンディングオベーションが立ち上がっての喝采でそれが栄誉なことだとすれば、その眞逆がブーイングでは？と僕は大きな勘違いをしていた。今朝それに気が付く。ルーク・ボイトがいいプレーする度に、ヤンキースタジアムにル～～～～～とブーイングが起こる。それで、いいことにも使用なことが分かってガーン。僕にはこうした勘違いが多い。人から指摘されないまま続行の場合もままある。ボイトはチームが勝ちそうでもそこまで喜ばず、ベンチに戻る度に自分の反省点を頭の中で次々掘り起こして葛藤しているという勉強家。彼なら一塁は任せられる！！お墨付きが出ると僕は思う。ブーン監督は8連勝の今日の日、これからの大驀進を手に入れた。そしてこのチームの武器が日本産の田中にあることを肝に銘じる日でもあったろう。アーシェラやボイトは怪我人が多数出た時にチームの空白を見事に埋めて、しかもレギュラーになれるチャンスをものにした。この姿から日本人が学ぶことは多過ぎる。
