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 里子には本を出版した経験があったのです。長い間、迷路にあった出版暗夜行路にようやく、街灯が見い出だされ至福の2文字に浸ります。想像だにしてはいなかったことが、アマゾンによって可能になって、毎週里子の短歌がサイトに出るようになったのです。今日がその日で、大谷復帰の歓喜を詠もうと準備している段階です。見てはならない日本の出版界の裏側を里子は見てしまい、かなりの時間を無駄にしてしまいました。しかしやっぱり自分は、短歌で行こう♪って発奮した結果なのです。