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 僕達を取り巻く世界がワンランクバージョンアップでそこまでの高揚を与えてくれる元号の決定に僕でさえ興奮を禁じえない。僕はその時、どこにいたんだろう。昨日はプロント訪問の後には、異人館という喫茶も訪ねて、ローソンにも立ち寄った。その足で家路について元号の決定は家で知った。っというよりあの彼女が知らせてくれた。ニュースに敏感な彼女は、すぐさま知りうる情報をそうしていち速く送ってくれて、こういう場合、はっきりしているのは、庶民の伝達力の凄腕さで、むしろどこよりも速くラインで僕のもとに令和が到達で嬉しい限りだ。僕も彼女に報告する。午前中はここのアルバイトに決まって、暫く何が起こっても車の運転は出来ないをシンプルに伝えると、彼女は驚きはしたが、一言、良かったねえって就職の餞別になる言葉を発し、今度パンをお土産に買って来てね?って早速頼まれる。彼女の闘争心が僕には好感度で伝わって、以前ならどうしようもなく面倒臭く思えたことが、はっきりクリア化されて目の前に提示される。以前より遙かに明るい。今回の元号は人々に新しい生きる力を与えたのでは?と僕でさえも思ってしまうすべての人々に刷新を与え、何よりも国の高揚に一役も二役も貢献したことは間違いのない処。せっかくの気分を台無しにしたくない。僕は四月中にはそつなく動けるように行動規範を自分の中で作ろうと思う。五月一日に合わせて自分を百%スタンバイさせうるを念じている。