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 僕は昨日おとついマックスバリュの冷凍庫内で、レストランジョイフルのチーズインハンバーグを見つけ二つ購入する。今朝ハンバーグの表と裏を焦げ目が付く位に焼いてみた。結構いい香りがしてやっぱりジョイフルを家で味わえるっていう贅沢感に浸る自分がいた。なぜならモーニングもいいが、ジョイフルの場合、カウンターが無くて気を遣うのだ。家族連れや団体客がどやどや来た場合、ボックス席にいる自分は肩身が狭い。家でこうしてジョイフルのチーズインハンバーグを味わえし・か・もソース付き。ケチャップ色のそのソースこそが貴重である。ソースなしのハンバーグは、まるでコンビニの見つからないカップルのように物足りないからだ。僕は有名レストランとスーパーの協賛には目がない。コンビニが自家開発で凌ぎを削るやり方だとすれば、スーパーはコラボレーションで果敢にも太刀打ちしようとしている。そのプランは堅実で納得もいく。僕らが子供の頃にはこういうコラボはほぼなく、しかも親が自分の料理が最高と決め付けていた点が恐れ入る。最近の若者は自分で作る派も多い。材料から何から用意して料理するのに比べて、このスーパーマーケット応用術も僕には手軽で新鮮だ。マックスバリュの朝の八時から夜の十時までという営業時間を見て、僕は地域に根差す企業の展開がローカルフリーになったことを思い知る。これまで24時間営業は必然だと思い込んでいた節はある。顧客がまばらでもゼロでも開店していた時代は突如終焉したのだろう。