スノーサファイア・マンss21 あったかい気持ちにしてくれる青島さんの歌に"だまって俺についてこい"っていうのもあって、今、職がないとか、彼女がいないとか、お金がないと言う人々は、是非この歌詞をしっかり読んで噛み締めて欲しいなって願うのだ。幾ら何でも今の時代はまるでロボット人間。しゃべることも全く皆が同じことを言っていて、右が強く何かを言えば、左は仕方なく舌を打つっていう感じだろう。この図式では日本という国がダメになるどころか、もっと先を見て行くと怖いことになる。経済的な安定は少子化というツールの上では起らない。将来百年の間、税収そのものが否応なく激減するのだ。そこで勝ち残っていく図式はおとつい、僕が示した天空のパーキング構想にこれから盛り込まれていく。あれは何も高級車に乗っていれば未来がないという予言ではない。高級車が登れない坂道が実際に存在するという例を示したまでだ。世の中のどの分野にもそういう大穴はあって、どの部門でもこれと類似の発見的視座をこれから構築していくことは可能だろう。いや、それに掛かれないと困る。落ちこぼれになった姉が弟からたしなめられたことがあったという。一緒にサイクリングに出掛けた時。二人とも五十代になっている。ねえ、私達って不遇だったと思わない?ってそう問い掛けたら、何とこんな答えが返って来たというのだ。しかし僕達には自由があった、そこはちゃんと言わなきゃって。僕としてはにわかには信じられない瑞々しい境地である。