ルビー・ウーマンr337 テーブルマスター制を今年から私も取りたいとそう張り切っているんですが、このテーブルに関しては、私が首領よ?っていうアピールでそこでの売り上げは全部パーティから来た場合、折半になっています。パーティ引率率一位だった私はおしゃべりが好きですべてのことに興味があった性向が良かったのかもなって、なんでかというと色々な県から社員旅行で来ているのでその県の美味しい料理や行っておくべき場所を彼らはガイドのように教えてくれて座敷に花が咲いたのです。じゃあ、長崎は?っていうと、やっぱり一番はどこだろう?って。沢山伝えたい場所はあるんですが、原爆資料館は最も大事だろうって私も案内したことがあります。翌日のガイドを頼まれることはあってこれは安心な顧客だな!!っていう場合ガイド料は無しで引率したことも。なぜなら県外でも上得意客はいて、月に一回は長崎に来る。しかし日中だから朝起きたらきついな!!っていうのはあるのです。でも約束は約束です。自分の名刺が雨風に晒されたりしたら嫌だなって。あんな金文字の立派な名刺でしかも原爆資料館を一緒に訪ねたいっていうお客様。どんな社会眼を持っているのかな?ってとても興味しんしんになってくる自分を止められなかった。県外の人々も一緒に長崎の不幸を味わうのか?それとも他の県のことだからってクール視線なのか?彼は前者だったのです。ひとつひとつの写真に食い入るように立ち止まる。なぜ?どうしてを繰り返すのです。あの頃は仕方無かったって言おうとして、口から飲み込みます。彼は私より九歳位上。それでも戦後なのです。