アクアマリン・マンa41 もう11月。こんな時分になって又もやセブンイレブンのおせちの季節がやってきた。今年は中尾彬がナビゲーターで様々な感想を言ってくれて好感も持てる。言いたい事を決して億尾に止めず、いいボイスでダイナミックに話す快活さがいい。この手の若手がしかしいっこうに頭に思い浮かばない。確かにお笑い芸人には多くを認める。あのお笑い芸人もそうだし、このお笑い芸人もそうで、中尾彬の滑舌に負けじ劣らじ。しかし中尾路線にはまだ乗れない。お笑い芸人達に足りないのは演技力だろう。そ、そんな馬鹿な!!ってお笑い芸人は怒るだろうか?いや、全く彼らは怒らない。何があっても自分の本当の気持ちまで吐露する芸人はいない。そこをすかさず凝視したゆえ中尾路線は生まれたと思う。何かが奥歯に挟まったような大人の社会でそれを言うこと自体が阻まれているな?と俺は直感するが憂慮はない。社会人になるということはやみくもな社会の規律に呑まれて行くことで亜流を通していける世界ではない。それは社会人になった時に受けた先礼であり約束事だろう。俺はだから特別な視野をそれぞれが磨くことが難しいと言われつつも、そこが日本の醍醐味だと思う。組織にいて自分を明確にすることは仮令〔たとえ〕芸事に於いても不履行なのなら、さらに本物の在り処や手応えも同時に見え易い。