イエローダイヤ・マンy629 そんなに音楽が好きなら、アカペラに入ってみてはどうですか?と提案される。そこならあなたの欲求不満は解消されるのでは?と心の医学のカウンセラーにアドバイスを受ける。あなたの場合少しアダルトチルドレンっぽい何かが見られると指摘を受け僕は思い当たる節があって戦く。チルドレンと評価されたことがどうでもよくなって、僕は自分の中にある大人になりきれてない反抗的な部位を思った。金輪際、大人になってからは出て欲しくない親知らずのように、それは僕を雁字搦めにしていて、結婚も結局子供が生まれれば子供がスターになって、僕は脇役。そういうのやこういうのも心の深層で許せないの症状だという。僕はかなりの進行度でそれは深く傷付いたあの時の恋によって心を破壊されていたのだろう。医師にそこを話せなかった。彼女は想像力だけでそこまで僕の真相に波及出来ることがやはり医学の深いいを思い知らされる。恋にはこのように鋭い刃物でえぐり取ったような傷跡が残るケースが多々ある。どちらもにこにこしながら、ば~~いで終わるケースは逆に珍しい。本物の恋の怖さや傷痕を僕は看過できない。肝心の恋が、眠りをむさぼっているどころか、起こしてはならない恋も存在する。僕はこの心療内科医を月に一回は訪れるように決めたのだった。