イエローダイヤ・マン《標榜編》〔586〕奪三振数でもジェイコブ・デグロム投手が四位に入ってきて僕の心も騒々しくなる。昨日はWHIPも五位に付けていて目まぐるしいその記録の順位の入れ替わりで参った感はある。奪三振はSOである。もう本気で思ってもいいかもしれない。サイヤング賞は、アメリカンリーグナショナルリーグからひとりずつ選ばれる。そこを思えば、ジェイコブ・デグロムは最も近い場所まで到達しているのでは?と僕なりに選出される予想をしている。アメリカンリーグは最後までわからないだろう。このピッチャーという極め付けが中々おらず、それに比べてジェイコブ・デグロム投手は審査員達の目線の先にいることが自然に想像出来て、僕がここまで思ったことは大抵成就するので、これからの彼の投球は隈なく観ていたいと思っている。今季、ここまでのMLBの中で最も僕が驚いたことは、マチャドの移籍だった。ドジャーズに行くことは彼にとってもドジャーズにとってもいいことだった。今季のマチャドは移籍などの精神的な疲労が見受けられたものの、順調にドジャーズに溶け込んで今がある。僕はこういったタフで素晴らしい才能の売り買いに明け暮れる大リーグに心の大穴とも言える隙を見てしまった気がしている。金銭がすべてを牛耳る大リーグにどこかで決別したのかもしれない。