イエローダイヤ・マンy615 これがジャスティン・バーランダーの本命と言わんばかりに、WHIPで他の二人に0、01の差を付けてきた。恐らく御本人もこう思っていることだろう。じっとしていられない程の幸運というよりも不意にも巡ってきた幸運と。誰だってあのまま三人が同じ数字のもと並んだままで今季を終えると思っていた。そしてそれを大幅に裏切る快挙をバーランダーはモノにした。0、01はこの場合大きい。符合論はこういう瞬間にも宿っていて数字が織りなすシャインバトル。そこでの参戦チャンスをどう生かすかは、バーランダーの手の中にあったし、それを余す処なく出した結果が今回の抜きん出の資材になる。僕たちも相手から一歩でもリードしたいな!!とそう混戦を抜けたい時が日常ある。そこをプレーンな気持ちで自然体で挑めば、結果がこうして得られる。彼の場合、脂の乗り切ったという表現そのものの今季でそれをいかんなく発揮した。三人はおのおの突出部位を鮮明にした。バーランダーはWHIP一位、防御率はデグロム、そしてマックス・シャーザーが奪三振トップである。このような部門別のトップは解り易い。数字は決して嘘をつかない。僕は勝ち星Wで一位に輝いたブレイク・スネル投手の一年を振り返る。お疲れ様!!とねぎらってやりたい。