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 あれほど心配させたデグロム投手がどうやら今期を無事にすり抜けていけそうで僕も安堵する。一回僕はこう放ったことがある。彼も他の球団を経験するべきだ・・・と。しかし今思えばデグロム投手にとってのニューヨークメッツこそ、ことの他特別でその認識に及べなかった僕の早計だったな?と振り返る。今季そのニューヨークメッツに移籍が決まったストローマン投手に僕は注目をしている。確かに今までこういう投手がメッツにいなかったな?に及んでいる。ストローマンはニューヨークのみんなに歓迎を受け愛される投手としてメッツでの成長加速も見込まれると僕は踏む。素薔薇しい球団は何も一位を驀進しているチームのみを指す訳ではない。中々上位には行けないけれどチーム自体が輝くケースもあってそれはチームプレーにいかに心を注ぎうるかに掛かっている。そういえばここにはオールスターに出た選手が三人もいて、その先頭を飾るのがデグロム卿。野球と言う種目を彼ほど嵩上げした選手はそうはいまい。そしてこの僕がデグロムを中々援護点が貰えない悲劇の投手などと揶揄することは、ここで終わりにしたい。なぜなら二打点を挙げたおとついの試合だ。確かに無理は行けないし、投手が走ることに危険がないとは言えない。しかしデグロムはやはりバットに縁があったのだ。打てるからこそ打つし、その結果として走る。このナチュラルを誰にも止められはしない。