イエローダイヤ・マン《標榜編》〔572〕今日ウィンドウズ7、プロフェショナルを開けるとこんなお知らせが入っていて震撼する。この製品が正規ではないというお知らせで、何か意味深な思惑を読み説いた僕だ。しかし僕は軍属ではない。公務員でもない。そこまでウィルスを心配する必要もないのでそのままにしておいた。情報の戦争なら分かる。そういう仕事についてなくてひとまずホッとしたのだった。今日は日本中が大谷二打席連続ホームランで沸き返った。当の大谷も一分五厘も、一日で打率を引き上げることとあいなって、さすがはソーシア監督で締めるところはビシっと諫言を入れて、それがダイレクトに利いたのだろう。僕が大好きなクレビンジャー投手だったもので、二打席目は少しクレベンジャー投手が可哀そうになったくらいだった。しかし大谷がベーブルース以来の記録を出したことが日本の快挙に値する。その若武者の笑顔にどう答えていいか、僕はクレビンジャーが咄嗟に頭をうっ伏したことで言葉が見つからなかった。まだ、優勝経験のないインディアンズのこれからを握っているのは今日の九名とクレビンジャー投手以外にもいたはずで、急にミラー投手の今が気になり出した。今、この暑いさ中、そのことを思い出したことは喝采にも値する。なぜなら、インディアンズを優勝に導きうる男はミラーなしでは去年、考えられなかったからだ。