大谷投手がMLB球界で暴れ回っていることに関してさまざまな意見が闊達に交わされ僕はことのほか、気モチが上ずっている。人はなぜ、大谷に魅了されてしまうのか・・・怪我をしないで!!っていう強い気持ち以外に僕の心に大きな戦略として掲げて惜しみないのは、彼の絶対的な勝負心である。普段は封じ込めてあるその気概が試合中に余すところなく出てくる。もう彼に付ける薬はないという位、全力を注ぎうるその心に僕は圧倒されてしまう。じゃあこれまではなぜ、ぶつかってきたのだろう。いつも彼に覆い被さってきていたものとは一体なんだったんだろう?って。払いのけて今日あるのだ・・・経験上のすべての軋轢を今・・・克服して戦っているとすれば・・・アメリカ人が弱くなった・・・とする説もあるが、僕は全く違う意見だ。このままエンジェルスが一位か二位を保って行くその原動力は必ず大谷に掛かっているし、それはトラウト、フレッチャーというライバル琢磨が二つあるという線上にある。そしてアップトンの好調。これも絵の具になっている。事実フレッチャーの打率がこれからもっと上昇し、大谷に影響を及ぼすことが間違いなければ?そしてトラウトの本塁打数に大谷がリーチを掛ければ?プーホールズも負けちゃおれんぞ?とここぞというその打席で、意地でもヒットを繰り出す構図に自然となっている。ライバルがどれだけ仲間に切磋琢磨を要請するのか?そしてそれが優勝への引き金になっていく。僕は最高の陣営になったことは嬉しいチームとしての〔業〕にも値すると睨むのだ。