ピーパー・ウーマン《ジュエリー・ボックス編》〔235〕私は新車の居心地の良さやらカッコ良さに力点を置いていたけれど、このムーブ、なんかこう不思議な光沢さえ醸し出して、いきなり処分するのも怖くなっていくの。確かに東北を襲った大震災の後に手に入れていて、しかもこの車では違反がまるでない。どういう巡り合わせなんだろうって、自分領域ではあるもののこのクルマに幸運を思わずにいられない。じゃあ、ゴールド免許はこの車に乗って取得したものなんですね?ええ、そこを踏まえると坂道でスピード出なくとも後続車に待ってもらえばいい話。なんでそこまで後続車に気を遣ったかがまるでわからない。特にエアコンを入れている時には坂道でスピードはまるで入らない?ええ、でも私の人生、なんでそこまで人様に気を遣わないといけない?って。俺ならどうするでしょう。やっぱりクーパー命の僕としては買い換える!!でもマレさんにはこれといった特別車はないんでしょ?ええ、私はこれがすべてだ!!っていうl車との出会いがまだないのよ。じゃあ、どういった車をレンタルしようとしてたんですか?軽で一万円内、それかもしくはマーチで一万二千円内。はっきりそこまで言えるんだったら、マレさんには乗り換えを僕は奨めます!!どうして?エンジンの音ですよ!!以前濁って聞こえるってそう言ってたでしょ?