ピーパー・ウーマン《ジュエリー・ボックス編》〔216〕私がどんなに大変な人生だった?と問われるのなら、むしろ家族たちの方が大変だったとそう言う方が正しいのよ!!でもマレさんはそこを、言うなれば仕事と家庭とを上手く両立させて来たんでしょ?いいえ、家庭で妻がする仕事は世間でいう仕事に加えてもらってはいない状況下。今だってそうでしょ?妻の権限が強い家庭だってやはり封建主義は深く浸透している。でも私は光明を見つけたの。主婦の仕事が評価されないのなら、他のことにチャレンジするのも先見の明だ!!って。子供を保育園に預けて、半ば腰かけで仕事をする人々よりももっと真剣にこの国の未来に、最初から関わろうとしたの!!それで?結果は見事に反映されたわ!!主婦業を認められているって確信出来た?いいえ、家の中のハウスキーパーの仕事をしていても、発信力が皆に平等に与えられる時代が横付けした、そのことで、ステップが先へ進んで行った。ホップ、ステップ、次は?ジャンプしかないでしょ?良かったですね、マレさんが飛躍するお手伝いを僕は出来ただけにとどまらず、その勇気ある選択を僕がいたからこそ成し得たって貴女が言ってくれそうで。いいえ、これから本当のおろち退治は始まるの!!おろち?そういった方が日本昔話風でしょ?びっくりしたなもう~~