イエローダイヤ・マン《標榜編》〔448〕昨夜の番組を見て、俺は寝付きが悪くて、十分寝たかと思うと又ガバっと起き上がってしまうという、何とも不思議な戦慄にさいなまされて、あの行くえ不明者を探す番組。恵さんも司会をしながら驚きを隠せないという表情で、番組最後に四国の一件が報告されたからだ。この続きを俺はすぐにも知りたいし、この番組は緊急番組をすぐにも出すべきで、視聴者もたまらない気持ちでいたに違いない。和田竜人さんはどういう生活を強いられてその大事な幼少期と少年期を過ごす羽目になったのだろう。彼がおじさんだと教えられたその人物は正真正銘おじさんなのだろうか?俺には四国で四歳で行方不明になった事件が最後に報告されたことで、実際は頭混乱状態で、唯一、手掛かりがあって、竜人さんの歯の治療をした病院の看護士が覚えていたことが大事な足跡となるだろう。やはり、やましいおじさんだったのか?保険証なしで彼を診察させていたのだ。この国に於いて滅多なことなど起る訳はない!!とそう高を括ってはいけないな!!と俺は竜人さんがご自分で思っている年齢とは違うかもしれないことに慌てる。こんな人権侵害はない。日本は安全?神話だったのか?世界もたじろぐ日本の安全神話に相当する。