結婚論二十一世紀編もあと残すところ数編で大リーグ観戦日記に転向。こういう時期にやっぱり目に浮かぶのは、故人という数奇な存在だ。もうこの世に存在してはいないことを後から知るんだね。太田龍さんと鬼塚英昭さんだ。このふたりはどっちにも説得力があって、まるで本当か?と思わせる何かがあって、もしも本当かもしれないから言及は避けたい。ただ太田龍さんには好感が持てた。研究熱心な方だったっていうことはしみじみわかるし性格も良かったんだろう。物事に対する構えがキャロルは好きだ。しかも惜しい人を亡くしたんだなあって。そこまで心酔した。まだ真実はわからないけどこの人物の概要や外堀は埋まったかなっていう感。結婚もこの外堀を埋めるっていう段階っての大事で、暮らしても暮らしても相手が何考えているってのがわからないってのは最も離婚への早道。わかろうとしなくちゃあ、そして徹底的にディスカッションしなきゃあ。そうやって外堀を見せ合って中身だ。みんなが思うことの全部をキャロも思っている。優れた結婚とは第二の親友得ることなんだ。それをあの千葉真一さんが今井雅之さんを見送る言葉で我々に教えてくれた。奇しくもこのヘッドホン付けてあの映像を初めて見て感動したんだ。千葉さんはこう言ったんだ。ありがとう今井君!僕をこんなに成長させてくれてって。あの言葉に尽きるなあって。