ルビー・ウーマン《ロイヤル・ボックス編》〔98〕このコーナーが天才引き上げ手腕を駆使し、世間と折り合いを付けられないが、相当の楽才、芸才、学才、そして笑才を持つ者達にとっての生き字引に将来なってくれるものと・・・。音楽、文学、そして科学、お笑い、そういったものが人生を芳醇にするけれど、それらをひとつ持っている人間は逆に少ないというべきでしょう。笑いの裏には、悲しみや皮肉も。あのドリフの長さんも後年は素晴らしい役者としての開花を見せたし、横山やすしさんに至っては語彙力の寵児ともいうべきで、イマドキの芸人さんでも多彩な人々、多才な人々は多く、賞を獲られたピース又吉さんも同位でしょう。ニンゲンに思い込みを与えたあの格言、天は二物を与えず・・・一体誰が生み出したの?この言葉については特別に製造物責任を取って頂く必要あると分析してします。デグロム投手を久し振り観て、彼の高貴さの裏にある謙虚さに息を呑みます。入団してすぐ襲った故障、そしてトミー・ジョンの手術、自分は新人王を取れることなど思っていなかった・・・と。この謙虚さこそが男の美です。女の側はちょっと違うかな?とそう目安を入れます。女の側はあつかましく構えていないと存在すら消されてしまうということです。小さい頃から男の優しさを父を通じて観ていましたが、この父のような男性ばかりではありません。世の中を知ることの手始めとして実際の社会に出て行く時のこころ構えが男女とも必要になるのです。