ルビー・ウーマン《黎明編》〔95〕俺たちが容子の誕生日に担当になるとは、これまた奇遇なことになった・・・。それで報告なんですが、容子はまた今回マッチを擦りました。ええ?マッチはいいことがあったときに擦るはず・・・いいえそれが変更になったんです。息子の怪我は禍転じて福となす、そういったいい方向に向っていることが明らかになったからです。でわ誕生日だから擦ったのではないのだな?もちろんそうです、容子は今、相当分のきびすを返しています。これまでの甘かった自身のさい配を徹底的に吟味しなおしているんです。例えば?このマッチを擦ってあと三十四本、雨降って地固まるの新語ですがアメジーと命名したようです。アメージングとも関連して沢山の原稿を書いてきた容子だがその仕事を決定付けるのは、むしろ音楽である事に気が付いた、そしてそこからの起死回生〔騎士海星〕を謀る。いいことですね~容子の脳の海馬内には潜在音符が常にあるって本当なのか?はい、本人はああいうキレ易い性格ですが音楽に向き合うことでその由々しき欠点をカバーしている。俺たちは容子の誕生日に何をしてやることが出来るというのか?いいや俺たちは貢献しすぎる位やってる、それを考える必要はないでしょう。そうか・・・俺たちの貢献を容子はわかっているといいが。もちろんわかっています。容子の高校時代に流行ったサンム主義についてフォローに掛かっています。3無主義の何が問題だったか?やはり社会派ですかね?ああ、ユニークな社会派をこう命名しておきましょう。ユニ芭蕉です。ほおお、ぞくぞく来るなあ!!