今朝のオレガイは組織学というものについて・・・。滅多に俺が思想を持ち出すことは無いが、三人の息子たちのお手本のような家庭を基くことが出来なかった俺にも果報はあるのだ。俺はどんなことがあっても引かなかった。途中退散しなかった。不当とも思える降格人事も涙を呑んで従い、しかも二年間踏ん張った。この踏ん張りが後々の息子に示唆を与えることは確実で、そこが嬉しいのだ。俺は退職金が欲しくて、それのみで、堪えたか?というとそうではなかった。そこを息子達は理解してくれる。男が併殺打〔かつての自分の部下も不遇にさらされてしまう〕に耐え忍ぶときに、いかに組織で定年まで生き残るのか・・・。出世だけが男の花道ではない。