父が校長にもなれなかったってのにも訳があって、図書室に引きこもりになったって、弟から聴いて、ナルホド宣言をキャロル出したんだ。父は図書館司書の免許を確か、淵中学校勤務のときに取る。まだ30代、それがよかったんだ。全然、教師として他の教師にもまれるっていうことがなく、図書館を私物化まではしなくとも自分のほっこり旅館にしたんだ。日曜日、昔は、教員が誰かが出なくてはいけなかった。桜馬場中学校勤務の時なんか、キャロルは小学生。父があまりにルンルンなんで、連れていって!!って同伴したくらい。きっと若いときに、闘争に首を突っ込んで、それから大敗することに、恐れを抱くようになってたし、どこかに、気持ちをほっこりさす秘密基地みたいな場所は要ったんだろう。だけど、社会教育主事の免許はちゃっかり取ってる。校長の目から見て、図書館依存は逃げでしかないし、教頭から見てもそう・・・。でもいつかは俺も!!っていうマグマをこころの電気釜で炊いていたからこその市会議員選挙への挑戦だったのかな?それに家では、殴る蹴るだよ、小野田少尉に匹敵する精神的最悪処遇を受けていた。第三次家庭戦争だよね・・・。でもね、学校図書館での読書感想文三回優秀校選出が父の気持ちに箔を付けた。母は、教頭や校長は??ってずっとずっと尋ねたけど、それにはうやむやな態度で通した。つまり、ある意味で、強かったんだよね、わが道をまっとうしたんだから・・・。