いじめに負けない人生論、あんまりサービス精神出して必修科目を忘れてしまわないようにって箍を締め直すんだ。弟がずっと闘ってきて今日がある!って堂々と言ってた本当の意味が今頃になってやっとこわかってきた。お母さんに対するいじめから守ったっていうんだね。昨日富士山に行きたがってた母の話を弟がして、キャロルも母が懐かしがってた厨子の話をしてあげたんだ。弟みたいに母を介護して話を聞いてあげなかったキャロル・・・。本当に親不幸だったと思う。母は御殿場の話もしてくれた。帝国海軍磐石の頃のハナシだよ、まだ中国とは勃発はしていても戦艦未使用の時代・・・。警備や防備には使うけどホンマモンの戦いにはなっていない。でもニッポンの猛省点はやはり中国への大陸侵攻だったしニッポンの陸軍にとても恐ろしい風が吹き荒れていて、それを海軍も見てみぬ振りが出来なくなる処まで追い詰められていたんだろう。詳しいことはわからない。ただ、ニッポンがそれ程、怖い思想に染まっていた民族だったということは言える。大陸に根をおろせると考えること自体が無謀だからだ。母は育ちがお嬢様だったから、そこが救いになった。誰がなにを言おうと、ピキ王国のピキ王女で自分を終わらせた。弟は始終、ちゃかましい周辺からの苦情や難題を一手に引き受けて母を守ったし、何も出来なかった姉としてそれを認めていいと思うんだ。