ピーパー・ウーマン《ジュエリー・ボックス編》〔233〕倹約家のことをおおむねケチと我々は称してきましたが、ケチにも程があるっていう位に、マレさんはお宝クッズのクルマに乗っているんですね?いいえ、私の一存ではないのよ、翁がどうしても拘るのがもったいない精神。タイヤとバッテリーは新品だから!!っててこでも譲らない。私は私でレンタルで超破格車を探してみようかな?ってそこまで決心出来ている。そ、それは理解出来るな?でしょう?私は十六年前に生まれたこの車を西暦2011年の四月に手に入れて、その時すでにクルマの走行距離は四万近かった。今十二万千キロをオーバーしてなおこの車に乗り続けたいという人種はそうはいまい!!って。それはいいことではあるんです!!わかってるわ!!タイヤ、バッテリーが新品だと言い張って相手は下がらない。東京オリンピックまで乗るということに何か時代との隔たり感を禁じえないんでしょ?ええ、でも別の見方もしているの。ここで、翁としっかりした境界線を引けるのでは?って。ドケチはケチが進化したものでしょ?彼の場合は思想があるからなお、たちが悪い!!私が、東京オリンピックまでこの車に乗るっていうことが、どれくらい傷t付く行為かを全然わかってない。しかしマレさん?ええ?ちょっと矛盾がないですか?