ピーパー・ウーマンp359 今の今気が付いて質問しても構いませんか?マレさんにとって重要なのは脇田大佐が亡くなる2年前にのぼり絵師である祖父の光男さんが亡くなったこと、言うなれば敗戦の色濃くなっていく様を光男さんは知らないまま亡くなって現に一人息子の出征は見ていない。そうなのね、1944年祖父の脇田大佐が亡くなる2年前に光男が亡くなっていることは肝に銘じていなければね?のぼり自体もどんどん変化していったと思うのよ。戦勝ムードののぼりから一変して学徒出陣に見られるような重いものに変化していった。そうすると光男さんはこの戦争をどう捉えていたんでしょう?あの頃はイケイケどんどんだった。6月にミッドウェーで大敗していても国民は何も事実を知らされずその年の9月20日に光男は亡くなる。そして僕サイドで物凄い発見をしています!!何?マレさんの伴侶の翁ですよ、二人の祖父が亡くなったちょうど中間の1943年に出生!!これはどう符合しますか?これも符合論に関与するわね。なぜなら父は教職中の身で出征している。長崎県樺島小学校勤務して間もない頃。すると残念で悲運のようだけどタヤが横須賀まで行ってひとり息子だから死なせないで欲しい!!を懇願に馳せ参じた。その甲斐あってか、まだ戦闘がそこまで激化していない台湾に海軍一等兵として赴く。ここにも符合が?ええ!!ありがとう!!大凡の図式は完成したわね!!ど、どういう意味ですか?タヤが自分の足で直訴に行ったことがすべての運を動かしたってこと。そうかあ、運勢にも核があるんですね?もちろんよ。