ピーパー・ウーマン《ジュエリー・ボックス編》〔31〕ちょおっと待って下さい!あなたにはその年で孫がいらっしゃるんですか?いいえ、これは私の未来ではなくその時に会場にいらしていた方のオーバーラップです。っというと?余りに混雑していて、ひとりの持ち時間が三十分。その方も何を孫に買って行けば?と焦っていたそのテレパが私まで降りかかってきた。ま、まさか他者の脳味噌の中の切磋琢磨があなたの脳まで届く?もちろんこれは信じるか信じないかの領域で、私には心の声が聞こえていた。三人のお孫さんに向けてかなり急いで買い物をされていてそれが私まで進捗したものだと・・・。あなたは、わかってもらいたいだろうけど、その区域は俺には無理かもしれません。いえ、そんなに難しい展開ではありません。これはよくあることで、私は他脳を牽引出来る能力を持っている・・・とそう自己分析しています。あなたはお腹がすいている、だから先を急いでいるし、この商談のかったるさに、なるほど嫌になるほど、ねじ伏せられている。でもくまのお昼寝バンケットのためだからここまでお付き合い頂いているのでしょう?ラ、ラジャー♪