イエローダイヤ・マン《標榜編》〔282〕俺がオーダーに行く前にバカオライスが終了でちょっと残念な思いに駆られるがあの夜ならあったのだ。それなのに俺は終戦記念日のその夜、店長のせっかちなエネルギッシュに参ってしまいうな天を注文してしまう。駐車場で食ったが相当美味かった。色合いも何も見えないがその店長の行け行けドンドンに巻き込まれてシマッタ感があって、しかもうな天と短縮している言い方に感動し捲くられた。ほっともっとはあっちこっちの店で店内が違っていて、おのおの店内装が俺の目をトリコにする。その日いった店がスタッフルームを前面に出していてドアが見えていても顧客は想像するしかなくて興味深くて、それがなんと俺がいった時、開けっ放しの状態で中が見えている数分があって俺は隈なく拝眼させてもらったのだ。トイレは無かったがスタッフルームをフロントに置いた店が初だったために俺はメモったし、店長のまるで一国一城の主〔あるじ〕のような姿勢に言葉を失くした・・・。俺とそうは変らない女性店長だっただけに追い駆けられているように思えたのかもしれない。三百万円もあれば開業が出来るというメリットにも親近感は湧いてきて、コンビニとどっちが楽かな?と俺は比較してみる自分がいたことがいたいけだった。