イエローダイヤ・マン

 

若者から壮年に亘る喫煙率が、上がっている。それを確信し、にんまりは出来ない。確実にストレス解消術へ人々が走る様相が見て取れて余命が短縮になっても、とりま今日の喫煙を担保しようと走る人々の姿には時代のマグマを見てしまう僕だ。レジに立つ僕にある女性が、針がありませんか?詰まったんで…と懇願してきた。僕はすぐ、名札を外し針があります♪と差し出した。女性はすぐさまタバコ機器の詰まりを解消し、眼の前でありがとうございました…と返して来た。僕の名札でお客様はこんなに喜ぶなんて…名札をもっともっと大事にしたい気持ちに至っていた。