bo24

 今偶然だが、はっとする。記号や英字数字には機密性はあるけど文字でないだけに、後ろにどうしても下がってしまうこと・・・。日曜日は特別な日。そこでバリュにも気を配る。それならこの案をピーパー・ウーマンには活かせるかも?って僕は決定した。しかも鉄琴と木琴に今正に興味ある人々の目を釘付けにしてしまう効能が見込める。僕は鍵盤ハーモニカを母が馬鹿にしているのでは?って幼い頃から実は思っていた。それで・・・母がそれをいかに扱うかとくと観察。なぜ、そういうことに追及の手を緩めなかったのか?というと僕が学校から帰る時点で母がピアノを弾いていたことがよくあったからだ。子犬のワルツ。乙女の祈り、銀波、そして、ある愛の歌。最後の楽曲は相当にアレンジしながら弾いていた記憶も定かだ。こういう音楽的才能を持つ母は高飛者になりがちなのでは??と少年の僕が懐疑的になったのも言える。高慢さがもしも母にあれば、家族だからバレバレ。しかし母は高飛者になることはなく、ほっとした僕ではあった。しかし文学的にも秀でる母が僕の鼻についてきたことも大きくなる間には起こって来る。級友たちの母親がやってはいない執筆を、母が長らくいそしみ、しかしそういう実勢を持つ母が、級友たちの母親を上から目線で見ているのか?そうでないか?が気になって質問したことがあった。自分を上だと思っている?って。母はすんなり答える。上だと思うよ!!って。僕は泡を吹きそうになってすぐさま反発した。友達のお母さんたちをそういう風に言って欲しくない!!って。母はにんまり笑って、ワカったよ!!って。ゴリラは常に明解だった。