ss399

 僕はこつこつと五百円玉を貯め込んで、それによって今の生活が成り立っている。一年、そして三年、五年・・・何があっても、僕はこの500貯蓄だけは崩したくはなかった。崩さずに貯め込んだ。命綱になることは分かっていた。経済の分水嶺となるのは恐らく、渋沢紙幣が世に行き亘る頃だと僕は見ている。自民党は今・・・総裁選で誰が選ばれるのか?鼻息も荒いが僕も橋下さんと同じ意見を持って静観する。橋下さんがカムバックして政界を糺してくれればどんなに頼もしい日本だろう。未来が確定する。しかし今、橋下さんには小さな敵ばかりが周囲に蠢く。本当に小さな連中で、言葉のひとつを問い質して、どうでもいいようなことで論戦に火を付けようとの思いが透けて見える。国民にはそこが分かっている。維新の会を潰してしまいたい人間だって多い。人気を妬む人々だ。僕ははっきり言う。自民党の古だぬきたちは一蓮托生だという見積もり。若い人!若い人!とみんなが連呼するのも、コレ間違いだ。重鎮老齢であってもいい意見を忌憚なく言える人材はいる。僕は姉が政治に見切りをつけたことを知っている。昨日、偶然に僕の家の近所ですれ違ったのだ。僕はバイクであっちは徒歩。故障車のクッションやら小荷物を両手一杯に提げて64歳にはきつそうだった。僕はバイトまで時間がなく声は掛けなかった。