237円バナナか?100円バナナか?

 私はお金はないから、100円バナナを選ぶしか無い。選択肢がない。お金があればセブンイレブンの237円を選ぶ。しかし、100円バナナも、棄てがたい魅力がある。売り切れに見舞われ、台の上に何もない状態のときが、3回に一回ある。結構な頻度だ。日曜日、朝の九時過ぎに到着する。バイト帰りの道筋にある。セブンイレブンのバナナは随時あるから、逃すことは阻止出来る。しかし、新長崎バナナは、売り切れごめんで、あたしが駆けつけたとき、必ずある!とは言いきれない。そういう不確かな魅力があるのだ。これから、国民の節約志向はさらに活発化を極める。そんな中で、どちらのバナナを選ぶかの選択肢がみんなに訪れるだろう。