イエローダイヤ・マン

 僕のすぐ近い場所でビットコインを開始した若者の満面の笑みを見て・・・僕が驚かないわけがない。こういう投資話に僕はてんで弱くて、彼が僕を誘わないかな?って思ったけど、おばあさんには絶対無理って言われて終わった。彼は確かに時期を見極めることは出来る。仕事ぶりでわかる。もたもたしてない。だからビットに乗れるのだろう。将来の展望もすでに描いているようでジェラシーが・・・あ、新語になりそう。ジェラが湧いてくる。しかし仲間になりたいな!!って思っても彼が厳しく、君には無理って断言する。怖いもの見たさが僕をやんわり襲う。君が出来て僕が出来ないこと?こうして某は老齢をさらに進んでいくのだろう。しかし僕にすべてを打ち明けてくれる彼の今の快活を僕は買う。もしや、頓挫して泣きを僕に見せる?おそらくはその線はないだろう。ビットコインに今は酔いしれている。若者特有のハリが身体全体にはみなぎっている。誰だって労働以外で金を得たい気持ちは少なからずある。それを実際出来る人間は限られる。最後の最後、神の選別もかかるからだ。