ブラックオニキス・マン186

 すまほが止まることで、タブレットで写真をいっぱい撮影して攻防しようとしたが、どうもそれがはてなと共有が難しくて、どこか大事なボタンを押せばいいのだろうけど、母にはピントが分からない。

思い返せばずっと写真なしでブログを公開していた母がグーグルガイドとして写真を撮影するようになって、写真の尊さに気がついて、一体どんな撮り方を過去していたか、そこは僕が躍起になって注意したことがあった。人がいても平然と撮影するこのやり方を僕は最初、懸念したし、本人はしかし、人がいないなら、スーパーじゃない!!ってやり返してくる。一番びびったのが運転中の撮影だ。どんなに僕は心配しただろう。トンネルの上にある段々畑をどうしても取りたくて、前岳トンネルの前で路肩に付けた。間ノ瀬から上り、長崎自動車道に合流して住吉方面へ行く時、真っ先に現れるトンネルだ。撮影しようとしたら、なんと、パトカーが後ろから来て質問が来たらしい。どうしたんですか?こんなところに止めたら危ないですよ?って注意されて、もうそれからはクルマで写真を撮るのは止めにしたらしい。もしも走行中に撮れるとしたら、助手席に座ったときだろう。それを逃さず、撮りたい母には実は運転手が必要なのだ。しかし長らく母は、みずから運転して家族を送迎して今日ある。悠々自適の老後ではないが、今まで頑張った分がおのずと母に返ってくる。僕等はそれを暖かく見守っていたいのだ。(24304)☆矢上神社の横のあたしの実家☆