中学のバレーボール部に先輩たちは、まばらだったようでまだ新入部員の方が多かったことが容子は嬉しかったようです。先輩たちの練習マニュアルや日々のプレイから学ぶことが沢山あり、新入部員と先輩たちは、互いに自己紹介します。戸石から来ている生徒たちの入部は多くて格段にチームを強くしてるって容子は分析していたのです。体格、敏捷性、そして何より問われていたのが、バレーボールが好き?かということ。あまりに張り切る気持ちが容子にはあって、体育のスポーツテストの立ち幅跳びで、尾てい骨を打つという惨事に見舞われてしまう。よほどの力で飛ぼうとしたのか、打ち方は半端ない。暫く痛みから逃れられず、クラブ見学を余儀なくするのです。