イエローダイヤ・マン1284

 解説者の方々でも、特に大島さんはよく見ている・・・って常にその視野の深さ、愛情の在り処に驚かされる。病に屈することなく力強い論調で自分の体験を駆使しつつ話してくれる。アスレティックスのカナに最初、危険球を投げた大谷・・・カナがさすがに怒って乱闘騒ぎになるかも・・・っていうとき、大島さんがかなり興奮して、なんなんだ?相手は大谷だよ?って強く叱っているのだ。大谷を思う気持ちが存分に伝わってくる。胸を叩きつつ、すまん、悪いのが僕です!!って大谷はジェスチャーで伝えて、ようやく今度は、デッドボールを与えたあとのカナが、1塁に到着するとき、なんと笑顔で大谷と挨拶を交わす。半端ない大谷のコミュニケーション能力だと思う。さっきまで、乱闘騒ぎか・・・って思えた相手?その人物が心からの笑みを送ってくれる・・・これは奇跡だろう。大島解説者が拘るのがアプトン選手だ。この選手の出来が今後のエンジェルスの行方に掛かってくるという。僕も西武のスパンジェンバーグに似ている・・・って両者を比較する。どちらも守備力はあるのだ。しかし三振が少ないとはいえず、打率も似ている。二割五分がやはり今後の目安だろう。ふたりとも並はずれるスポーツ能力を持つ。性格も素晴らしい。どちらもきっと伸びていく。それを信じて見守って行きたい自分がいる。