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 あと四編でスノーサファイアが終了というのに僕が日曜日を任せられる方針が続行になることは嬉しい。僕が仕事に就けないことがもっとも残念だと思っていたがそうではないことに気が付く。友達だ。友達を減らすことがもっともキツい。精神的に思いやられるのはやはり、親友が僕から去っていく・・・このことが一番辛いが最近になってようやく分かる。幾分、楽観的に捉えていた。彼はじき僕にラインを返してくるって。しかし三ヶ月を過ぎようとしている今、もはや楽観的には見れない状況に陥っている。母に話すと、意外にもまともな意見を出して来る。あなたのどれかの言葉、その内容に、ついて行けないな!?をきっと思ったのよ・・・じゃじゃあ、僕はいかに対処すれば?って矢次早に尋ねると、自分の力の及ぶ範囲にはない、彼からの動作を今後も待つしかないって。僕は仕事をゲットすることよりも、彼からの連絡を得る方が今は嬉しい。なぜ、こんな簡単なことすら、気が付かずこれまで来てしまったのだろう。母には仕事がある。その執筆の仕事さえ上手くこなせれば友達は二の次。僕にはそのように思えてならない。母が執筆よりも前に何かを置いた姿を見たことがないからだ。僕はしかし母親のようにはなれない。親友の存在は僕の心を支える重要な役割を占めている。人生は彼がいないと始らない。