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 今は本当に決心しています。車を替えたい気持ちに到達している。タイヤもちょうど今年末までが賞味期限。ちょっともったいないかなっていうのはバッテリーだけです。しかし小さなお金とここを割り切らないと、命まで持って行かれる。大切なのはやはり命。八郎川が氾濫しないとは誰にも言い切れないし大丈夫って先に思ってはいけないと思う。今まではここまで慎重に生きたことなどないのに至極慎重になっている。それもこれも歯止めになっていたパートナーの存在抜きでは話せない。どんな時も一緒に悩んでくれた。ケチが度を超すドケチだったけど情愛の塊だった。あたしもそういう彼の長所を今少しずつ毎日思い出しているのです。映画三昧でいられることも彼の年金が原資です。そこを履き違えたらいけないなあって。どんなに辛い時でも彼は家庭を第一に歩んでくれた。今、俺がカ~っとなって会社に反旗を翻せば自分だけではなく家族がどんな痛い目に遭わされるか?彼はマージャンで干された後も二年は奉公したのです。この銀行のお陰で僕は一生が安泰になった・・・・とプラスの面へ目を向けたのでしょう。どん底にあって、いいことを思うってのは中々出来ない。あたしは寄り添っても何も言葉を掛けません。なぜなら慰めが慰みになってしまうからです。