俺の心は爽やかだ。これまでのうっ屈は過ぎ去り、あでやかな着物と琴の音色。心は京都にあるといっても過言ではない。なぜ、日本はこうまで美しいのだろう。艶やかなんだろう。美意識がこれまで欠如していたのも心の平安を取り損ねていたからだろう。今はしっかり自分と向き合えている。自分を正当に評価してくれている人間と手を組む。このがっちり感がいい。搾取だけ念頭に置くグループはみずから朽ちていくのみ。もともと消費者が搾取される側にいる訳がない。消費者は選ぶ権利を有する選挙民のような位置。だからどんどん経営者に意見を言っていい。内外的にアップダウンし情報開示出来る企業がこれからぐんぐん伸びるだろう。僕も最近意地悪なことを言ってちょっときつく意見してしまった。自販機を一台置いて二十年になる。ちっとも新商品を置かないから、難を持して〔これは新語、満を持してから来ている〕提言したのだ。販社のセンターに電話を掛ける。人気商品置いて下さい!!って。するとすぐにはやはり動かない。動けない。事務方と運転要員は違うトリックで毎日すれ違っている。すると三日以上経過してこれぞ人気商品!!っていうのが陳列される。僕の溜飲は下がる。妙な気持ち?もちろんだ。俺等はそういう権限を随時持っている。消費者こそは打ち出の小槌と言ってもいいだろう。まずは自信を持つことだ。