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 コンビニ業務の素晴らしい点は顧客がレシートを嫌がっても一応提示することで、そこに金銭明解のメリットは存在する。確かにレシート要らない派も多くてコンビニにはレシートを入れるボックス設置がほぼ全部。しかし何のことないこういった日常にヒントは埋まっている。どっちかというと移動販売者はそこがルーズだ。レシートを貰ったことが少ない。こっちから言うのも遠慮してしまい家に帰ってあれ?ってなる。金銭明解の法則を僕ら若者世代できちんとマニュアル化しておく必要があって、特にこういった移動販売者には極端に言うと金をルーズに日常使っている人々と、きっちりがっちり使っている富裕層が訪れ二極顧客が売り手の様子を解読している。そして判別されているのだ。比較的毎日の生活に余裕がなくしかし子供を一瞬喜ばせたい母親がこの販売車の前に立ち止まって子供のおやつを購入する。僕は美しい光景だと思う。貧乏だからこそ絵になる。母親としての金銭管理をがたがた言えない。この人は苦労の連続でたまにこういった珍しいものを購入したくなる衝動に駆られてしかも、自分の家族の為に購入しているのだ。もちろんレシートは欲しがらない。家計簿を付ける段階にはないほど、毎月赤字が続行でレシートはどちらかというと見たくない方。しかしシルバー富裕層は違う。レシートを相手がどう位置付けているかを伺っている。さすがは年の功だと安心してはいけない。移動販売者の急務はレシート改革だ。すべての顧客にそれを積極的に出すようにすれば事態は改善していく。