イエローダイヤ-マンyd768 いつもかつも親は子供のことを支えているものとは僕の甘い算段だった。親父がいきなりパーキング用に土地を買いたいから、長男である僕がアシストしてくれと、ラインで言ってきた。とうとうスマホを購入したのか...と僕は意外だった。嬉しいを通り濾して僕がショックに見舞われのは、ローンを僕が組まないといけないという縛り。確かに僕は公務員専門学校に行く時に出してもらってはいたが、それは全く当たり前との認識でいたから当惑してしまい、怒りに似たものが襲って来て、母を捲き込むのも可哀想で沈黙を通している。今の僕が一番欲しいのは車。それを買ってもいないのに融資を頼まれるなんて....。暫く実家には近寄らないでいようと決めた。言い出したら止まらない親父だからだ。しかし僕もこの一件でシビアにならざるを得ない。向こうは出資したと思っていて、こっちは親の愛情だと思っていた差額。これは涙目になる位、大きい。