スノーサファイア・マンss20 僕は今日、めっちゃ感動する。青島幸男が大好きになる。なんでこうまで素晴らしい文章ってか、歌詞をしたためることが出来たのか?その昭和三十七年に思いを馳せて熱い涙が出て来た。奇しくも僕が生まれた年。この年に、ハイそれまでヨが世に出て一世を風靡した。その時の世の中のひっちゃかめっちゃかを想像すると心の底からおかしくてその歌詞を読みながら今もしも?これを人から言われた時はかなり腹立つかもな?って。最後にこうあるのだ。ふざけやがってこのやろう。今もって不思議なのは、こういう世間様の中でも、騒々しいはずの江戸っ子の声が全く聞こて来ない。これは日本の精神の有事に匹敵する。物を言えなくなっているシニア層。いや、若者にも浸透かもしれない。思ったことを言えば波風は立つ。確かにそうだ。しかし必要なことしか言わなくなった日本の思想体系の先行きが僕は心配だ。こんな言葉位は、何時だって吐いていいのだ。それなのに言う人も、もちろん聞く人もいない。なぜなんだ??ってあの頃の、西暦1962年の頃の日本の方が活発に物が言えたと認識を新たにしたのだ。もちろんこれは映画や歌の世界の話。それで一線を引いてしまってもいいのか?と僕は大疑問に襲われる。この国はどこへ行こうとしているのか?その問い掛けを僕から発しておこう。このやろうって言われても僕は一向に凹まない。