俺はあいつのことを家庭内に於いてお母さんと長年呼んで来た。そのことに悔いはないし、それで正解!!それなのに、今はおばあちゃんとそう呼ぶ。あいつが四人の孫の祖母になったからだ。それなりに気品を持って、みだしなみにも気を遣う風情であって欲しいが、俺の憧れた悠々自適の生活には程遠くて、俺はがっくり来るよりも先に、いい生活をさせてあげられずに、済まなかったなあって正直思うのだ。俺自身が使っている訳ではない、逆に嫌いな言葉で、あいつは俺の本心が言わせる言葉ではない、しかし、これ以外に、あいつを標榜する言葉がない。俺の心境を代理で語ってもらう形式を採っているから仕方ないのだろう。俺も震撼したのはブラジルでもあいつのブログが読めること。信じられないし一撃だった。あいつという言い方ではなく、容子でもいいが、俺にはそれを口に出す勇気すらない。そもそも若者言葉のあいつっていう表現が嫌だけどなあって思っていた矢先。この番組が俺に突破口をくれた。あいつ今何してる?だ。なんだ、迷っていたのは単なる危惧だったか?って俺は心持ち元気になっていく。言葉って不思議だ。テレビ局が堂々使っていたら安心になる。デルスカイしておこう。あいつ今何やってるう?^^