ピーパー・ウーマン《ジュエリー・ボックス編》〔97〕俺ならあくまでも、銭で動きます。顧客の思いは銭に集約されている。もしも俺のデザインでお願いします!と言われればその通りにするし、俺の技術を駆使して顧客が望む造形に作りあげなければならない時もあって、それが俺を成長させうるもの。じゃあ、顧客の思いがやはり優先になるわけね?はい、慈善事業やっている訳ではない俺達。その銭カネに無頓着であっては最初からフェアではない!!って。GIZEN事業かああ?その言い方、グレムリンで銀行経営する老女が言ってたわね?慈善事業やってる訳じゃない!!ってギズモを拾った父親と銀行に勤める息子を揶揄していた。よく言われますよね~商売では形の整った大企業が慈善事業を行うのはよし!!としても中々在野では難しい。その一面には何があると思う?人の事にお節介する暇や気持ちがあるのならもっと別のことに趣向を凝らせ!!っていう金言に似たもの?そうね、貴男が銭カネによって成長を遂げて来れたのなら大事な事かもしれない。やけに素直ですね~私はただ、自分の意見を押し付けるだけの大人ではなく、マドモアゼル感を同時に持っていたいのよ!!