イエローダイヤ・マン《標榜編》〔418〕俺は散々たる結果だったあの衆議院総選挙から何を学んだか?というとやはり自分の拘りの在りか。そこが明瞭になって結果的には俺にとって有利な選挙になったと総合する。なぜならもしも小池氏が立候補しても結果は一緒ではなかったか?と。時間も無かったし党の結束も計れてはいない、思想の匙加減で前原氏と歩み寄りを見せたようで全く俺達の希望とは違っていた。小池氏がこれ程拘りを持っていた事に無頓着だったのかもしれず両者の違いが浮き彫りになってしまった。何しろあの時は押せ押せ!!のムードだったのが一気に消沈してしまった。メディアにとっても拍子抜けしてしまう惨敗をそびき出してしまう。そこでエダノンが自前の弁を博して民衆の心を虜にする。考えてみれば枝野氏は代表選で負けたのにこの自身の修羅場を絶好のチャンスと取り換えたのだからお見事!!と言うしかあるまい。俺の中で芽ばえた右と左の融合路線は奇麗さっぱり無くなってしまったが、その方が結果的に良かった!!と今は思う。中途半端はいつかは見解の相違を大衆に見せ付けただろうし、一緒になれる!!と簡単に思った俺もパッパラパーだった。