イエローダイヤ・マン《標榜編》〔385〕俺が三年ぶりに酷い風邪になってしまったことは悲劇以外の何物でもなく、早く昨夜の番組を見ていたならみかんを真っ先購入していただろう。さんまの半生を描いた物語を見てみかんの大事さを知る。しかし風邪に罹ってしまって特に咳が酷くて俺はその中に於いてサントリーを見直す。アリナミン三本入りもだ!!サントリーのはちみつきんかんという飲み物でこれが爽快体に俺を持って行った。そしてアリナミンも二本つ”つ毎日飲んでいる。しかし中々咳が治らない。熱は計ったけど七度前後。頭が異様に重たいのだ。そして薬ケースを探していたらなんとツムラの五苓散が見つかって恐らく母が送ってきた荷物にあった品。飲んでみる。体の重石は取れたようで、人間は常に薬箱を充満させてないといけないんだな、特にサラリーマンはそうだ!!という事に今頃気が付く。遅過ぎた顛末だろう。食欲あってもこう咳が酷いと、会社でも皆が心配そうな顔をしてこっちを見てくるから申し訳ない気持ちになるのだ。マスクは常に装備だ。