ピーパー・ウーマン《ジュエリー・ボックス編》〔11〕平和を定義しそれを強固にしていくことがすべての基調になっていくことは思う存分わかりますが、私にも商売人としての意地があります。社会性とは何でしょう?詰まる所、国の特性ではないか?と。それなら個人の資力を増やし生命力の源のような資本増強路線にシフトを替えることとの両立とは?社会が死んでいて何が商売でしょう、そして経済でしょう。根本的に国の枠組みを考え直す必要性があるしお手入れをしていくことがこれからのニッポンになります。我々も確実な方向性を鑑みていかないといけないということですね?そうです、きっとこれからみんなが自分の方向性を各分野に於いて発表し合い調整して行くのではないでしょうか、それが出来るのが歴史を飛び越えた国にのみ与えられた発言権では?歴史を飛び越えた?どういう発想なんですか?この国は未曾有の経験をしました。広島長崎に投下された原子爆弾です。その経験から学んだものがこれからの地球にとって不可欠の体験的視野になる・・・。それはおぼろげながら自分にもわかる。72年前の日本の二都市の体験で終わらせるんですか?そ、そんなことは思ってもいないことです。