エメラルド・ウーマン《深窓の令嬢ダブリュー編》〔24〕生涯子供をもうけなかったけれど、その夫婦が貯蓄したお金を豪華クルーズで遊び呆けるというようなニッポン人はわずかな比率でしかなく、子供をもうけなかった家庭グループの気持ちの行方を調査する方向で本社は動いていました。ひとつは涙・・・です。子供をもたなかったカップルに去来するのは、自分達には未来は関係ないんだとするCグループ。そしてこの国の未来はさすがに気になる、何か自分にも出来ることはないか?と模索するBグループ。そしてAグループは果敢にも子育てに参加しているグループで、インターシップの力を発揮し、海外から来る留学生のお世話を自分の家でする仕事、ボランティアに関わって人生を若者と共有していたのです。そして大統領選後初に公の場に現われた前大統領のオバマ氏が若者に未来は委ねられている・・・との言葉にマテヨと思う。果たして若者?と半信半疑になってしまうソリューションが里子を包囲します。まだ、バトンタッチも出来てないニッポン。壮年と若者のジェネレーションキャップが必要!!と乗り出します。バトンタッチは深刻なことではないし難しいことでは全然ないのものの、ニッポンではその背景はわかりにくく、アンダーパスで善戦したあの陸上男子の気概を貰わなければならない場面に来ていると直感するのです。