イエローダイヤ・マン《標榜編》〔55〕恒例になった松本&浜田のおおみそかの番組を俺は観る。他番組ももちろん観るが恐らくメインにこれが来る。松本人志氏の今年の言葉で俺がもっとも注目するのは紅葉のことで汚いと彼は公言。俺も彼の忌憚のない意見に心が躍る。これまで、秋の紅葉・・・十人中十人が褒め称えてきたニッポンの伝統美。そこに彼はイチャモンを付けた。みんなが、ええ?おかしいよ?って。特にヒロミが懸念を示す。紅葉にナンクセ付けるようなニッポン人ならちょっとギモンフが沸いて当然。しかし、俺はマッちゃんを押す。十人中たったひとりであっても堂々自分の意見が出せる姿勢が良かったとそう思うのだ。誰もがこいつはクロ!!とそういなしてきても、マッちゃんなら違う観点でモノを言える!!それもあってか今年のセンテンスとして選んだ。そしてこれも抜きん出ていた。石原慎太郎を褒めちぎっている人物がいた。息子だ。天才という本が今年最も売れたのだという。良純氏は売れるということが作家の本領だという説明で俺は賞賛したい!!石原慎太郎は作家どまりが良かったのだ。何を間違ったか、政界にいて物事摩り替えに及んでしまった。ニッポンの伝統は壊れてもまた再生する。どんなにマッちゃんが留保にしても紅葉の美は庶民をいざなうし永遠にそうだ。慎太郎に要望する。活発に本をしたためて欲しい。ただし自分弁護なら読みたくはない。