なんで、クリームソーダがこんなに人々に浸透し愛されたかを訊かれ曹長は絶句する。総帥の癖なのだ。自分はアラカジメ知っていてこういう質問をぶつけてくる。曹長はキャロル総帥がそのレストランで、どれもこれも安価なのに、このクリームソーダには普通の値を付けて出していることに眼を付ける・・・。そしてコレダ!!と総帥は目をハンパないほどに潤ませる。みんなのユメを目の前で叶えたイチロー選手を特別な存在として認定、それにちなみイチ色を選びたい!というのだ。クリームソーダと同じ色ではよくない、もっと厳しさや類希な驚愕をも含むそういった色・・・人々の常識を塗り替え、それでいて、ああ、この色だったか・・・との愛を呼び起こさせる色・・・。ほなあ曹長、トゥエルヴ川柳お願いします。イチ色の クリームソーダだ 俺曹長